岐阜県高山市荘川村・荘川桜
樹齢 450年余
樹高 20m
幹周り 6m
2006.5.2
飛騨一宮から荘川ICへ戻る。天気も少し回復してきた。山の中を10分程進んだみぼろ湖の畔に駐車場がありそこに2本たっている。桜の時期だけ駐車協力金普通車100円はいるが、協力金としては安すぎるように思う。残念ながら一週間程早い。つぼみは無数についているが、開きかけているのは少ない。湖の対岸にはまだ雪をかぶった山々が見え、青空で湖面に写ったら見事やろうと思うが・・・
この荘川桜は昭和27年に設立された原電開発株式会社初代総裁の高碕達之助氏が湖底に沈む2本の桜を残したいと、当時桜男と呼ばれた桜研究家の笹部新太郎氏に移植を依頼し、当時村人たちにさえ無理と云われた距離600メートル、高低差50メートルの移植を成功させた。詳しいことが、原電開発株式会社のHPに書かれているのせ参照してください。
ふるさとが湖底に沈み、移住させられた人たちにとってこの2本の老桜がふるさとなのだろう。駐車場の整理や桜周辺の管理などを見ればとても大切にされていることが分かる。今年もう一度行くことは出来なかったが、近い将来満開の荘川桜を見てみたい。
帰りに、荘川IC近くの『蕎麦正』で源流そばを食べたが、今まで食べたそばの中で一番おいしいそばでした。ちなみに本わさびをすりおろして食べる源流そばは1000円。ご飯とお漬け物がついた源流そば定食は1300円でした。今日は朝が早く一日が相当長いがとても満足な1日でした。
荘川桜2008満開もご覧ください