2011.12.7高知県南国市こうちょう)八幡(やはた)・シイ&ケヤキ
シイとケヤキが合体した様な樹
樹高 約20m
樹齢 不明
幹周り 約5m
訪問満足度 ☆☆☆☆☆☆☆ 7.0
2011.12.7
前泊しての高知ロケ。あさ7時にホテルを出た。目指すは香美市・荒神のムクノキだ。
南国バイパスを東へ、ナビ通りに高知東道路を北上する。天気は午前中は晴れ予報で車も空いている。しばらく走ると右手(東側)に朝日を浴びて1本立の樹を発見。朝日のシルエットに格好良く見えた。早速寄り道する。
こんもりと塚のように盛られた土の上に立っている。公園でもないようだがベンチが用意されている。近くに民家はなく、フェンスで仕切られた外側には広大な土地に建設作業車もある。大規模な土地造成中のようだ。
よく樹を見ると何か変だ。シイのようだがケヤキの様な枝葉が所々に見える。2種類の樹が合体しているようだ。
シルエットの時は見えなかったがどうも2本の樹が絡まりあって1本に癒着したのだろう。樹の生命力に感心する。このパワーと厚かましさを見習わないといけない。
石碑も建っているので由緒はあるのだろうが、字は判別出来ない。
帰阪してから南国市役所へ聞いてみた。
特に天然記念物として指定していないが、石碑に高名な僧侶(尼僧)がこの地で亡くなったと書かれているようだ。
製紙工場の建設工事をしており、製紙会社と工事関係者がベンチを置き、保存したらしい。樹についての詳しいことも残念ながら分からなかった。
朝日を浴びた名もなき1本でしたが、ものすごく得した気分で荒神のムクノキへ向う。