大阪府河内長野市・延命寺の夕映え紅葉
樹齢１０００年
樹高
幹周りm
2005.12.1
朝自宅を出発。河内長野市は３０年程前に通っていた大学と隣接した町。ずいぶん景色は変わったが通いなれた道を進む。外環状線から国道３７１号線へ。この辺りは昔からガソリンが安い。迷うことなく給油した。延命寺は美加の台住宅地に隣接している。参道には農家の軒先で野菜や山芋が売られている。細い道を遠慮しながら進み僅かな駐車スペースに車を止めた。境内へ。弘法大師が創建したとされ如意輪観音が祀られている。参拝客のおじさんにお目当ての夕映え紅葉のことを尋ねると『階段の上や！けどアカン。もう遅いわ』云われた通りに階段を上ると樹齢千年と書かれた看板と、夕映え紅葉があった。確かにもう遅い。しかしかなりの老木で主幹は空洞化して苔むしている。幹の先には新しい枝も伸び、まだ生きているようだ。次に来るときは新緑か紅葉の見頃にと思う。あたりを見ると結構紅葉している。その方向へ行くとさっきのおじさんがいた。『この池も今年は雨が少ないからアカン！いつもなら水面に紅葉が映ってきれいなんや。』それが夕映え紅葉か？蓮池は干上がっているように見えたが少ない水に落ち葉が積り、ホコリをかぶったように濁っている。確かに水が一杯なら水面に映る紅葉は見事やろうなあ。残念。
