蒲生のクス・鹿児島県姶良市八幡神社
国指定特別天然記念物
樹齢 1500年
樹高 約30m
幹回り 約24.22m
訪問満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆9.8
(10点満点にしない理由は自生していないというだけです)
2013.6.25
関空からLCC・Peachで鹿児島へ、往復1万円は助かります。
空港には以前勤めていたスタジオの尊敬する先輩が迎えに来てくれました。2年半ぶりでしたが3日間の鹿児島取材を同行してくれます。
彼の車は『なにわ』ナンバーなので鹿児島へ来た気がしないですが、日本一の巨木・蒲生のクスへ。天気はあいにくの雨、というか大雨です。
車で約1時間、八幡神社へはカーナビが連れて来てくれました。八幡神社の入口に大きな楠が見えました。『あれか!』と思いましたが、何か違います。
社務所の方へ車を進めると、!!!ありました。お見事!さすが、日本一!圧倒的な存在感です。大きさ、太さ、形、楠らしく枝葉を広げた姿は日本一に相応しく素晴らしい楠です。
幹には様々な植物が着床しています。来るもの拒まず、全ての物を呑み込んでしまう力強さがありました。
残念なのは大雨です。ストロボもあまりつかえず傘をさしながらの撮影。しばらく撮影して社務所2Fの喫茶室へ。2Fには和室があり窓から楠がよく見えます。
窓を開けて三脚を屋根に出し、ゆっくり撮影できました。コーヒーは巫女さんが持って来てくれ、何か得した気分です。
楠の中は大きなうろ(空洞)があり、広さは8帖敷きとか。1123年に蒲生八幡神社を建立した時、すでに御神木として祀られる巨木だったようです。
植物で指定されている国指定特別天然記念物は30件、その内巨木は10本ですがその中の1本です。
境内には神社の入口にある楠(樹齢800年)や榧(かや)の巨木もありました。
出来れば天気の良い日にもう1度来たいです。 |