2005.4.15 兵庫県養父郡・樽見の大桜
岩井畝の大桜で時間をとったので中国道のサービスエリアで昼食。
播但道経由で終点の和田山へ。一般道で給油。リッター13キロはポロの新記録か?
ガソリンスタンドで大桜の情報を聞く。
「あと下までは車で15分くらい。桜までは少し歩いてもらわなあかんけど・・」
『下まで?歩いてもらわな?』不安に思い聞き直すと、山の中を歩いて登るとか?
時間を気にするが、「ここまで来たから・・」と目的地へ急ぐ。
山道の登り口に『車両通行禁止』とあるが、先へ進む。少し登ったところに2つめのバリケード。
おじいさんが待っていて、そこに車を停めて歩いて登る。
杉木立の中を少し登ったところでデジタルカメラのCFカードを忘れたことに気付く!
一人戻る。途中少し走ったのが後々ひびくことになった。(後悔先きにたたず)
杉木立の中はぬかるんだ所もあり、登りづらい。運動靴だが普段から緩めに履いており今後登山用のキャラバンシューズが必要。ぬかるんでいるあたりで優子が待っていてくれた。
暫く歩くと急階段有り。昇りきると車道に出た。土砂崩れがあり、通行止めになっていたようで、それがなければこの地までは車で登れたのかも?しかし駐車場は極狭。10台程か。
そこでまだ半ばだと降りてきた人に聞き、・・・・・絶句。
気持ちを新たに登りはじめる。この先にある大桜を思いがんばる。
杉木立が突然開けて広く大きな急斜面の上に大桜を発見!まさに大桜!周りはなにもない。
看板にその昔は一面桑畑だったと書かれている。
もう少し。桜の近くへ急いで登る。
こちらもお見事な大桜。樹齢は1000年以上とか。幹も太く立派。
残念なことに現在樹の治療中で足場や支えがたくさん有る。4〜5年後に取り払われるらしいがその時が楽しみ。
北西斜面と思うが太陽が逆光ぎみ。うす雲におおわれていて残念。
逆光の太陽を受ければなお美しかったと思う。
上で熟年夫婦に逢う。記念写真をお互い撮りあう。
もう1人私達より少し上の女性に逢うが、その両親が桜が見えるところまではがんばってきたが断念してそこで待っているらしい。下をみるとそれらしい2人の姿が見えた。
あそこまで登ってきて・・・可哀相だけどおぶって登る元気も体力もなし。
暫く撮影して降りる。先ほどの老夫婦に挨拶、追いこして山を降りた。
天気の良い日にもう一度登りたい。