岐阜県郡上市白鳥町・石徹白の大杉
樹齢 1800年
樹高 25m
幹周り 14m
訪問満足度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9.5
2007.9.13
朝3時50分中国豊中ICより高速に入る。東海北陸道白鳥ICまで約3時間。ICを出てすぐ給油。GSの人が道を教えてくれた。いくつかのスキー場のヨコを抜ける。夏場は何に使っているのかスキー場は閑散としている。冬は楽しいスキーだが雪がないととんでもない環境破壊に見える。
白山中居神社から石徹白川沿いに進む。車1台分しかない細い道だが舗装されている。ほとんど車の通らないこんなところまで舗装されているとは日本は凄い!半分は無駄なようにも思うが今日はありがたく走らせてもらった。所々にアマゴか鮎かを釣りに来ている車が停めてある。約6km程進むと立派な小屋と広い駐車場に出る。行き止まりだ。小屋にはたくさんのストックが、登山者の杖に使えるようにおかれている。1本お借りして登る。登り口には登山客数を測る為に赤外線センサーが設置されている。そこから奇麗に整備された石段を420段登ると石徹白の大杉がまるで壁のようにそびえ立っている。幅が広く、1本の樹と云うより岩に見えた。樹齢1800年、幹周り14mは今まで見た杉とは違い優しい感じがした。西暦200年ってどんな時代?イメージ出来ないような頃からここにいたのか!その間の出来事を考えると自分の存在などほんの小さなものに思えてくる。じわーっと何かが湧いてくるような感動。逆光で見るとまるで岩。反対に廻って朝日を浴びるとまさに1800年の大杉!そびえている!スゴイ!すごい!凄い!周りに数本の大きな杉があるがまるで子供に見える。近くに清水の湧いているところもありなんとも気持ちのよい空間だ。